設立・趣旨

当財団は、大蔵大臣在職中の1973年に死去した、仙台が生んだ偉大な政治家愛知揆一氏の業績に感謝した県民有志の寄付により、青葉山の天守台に銅像を建立(昭和54年11月23日/佐藤忠良氏制作)した剰余金(5300万円余)を基金として、社会福祉の向上および増進に寄与することを趣旨として1981(昭和56)年4月1日に設立しました。

愛知 揆一(1907~1973)
宮城県選出の国会議員。内閣官房長官や外務大臣、文部大臣、大蔵大臣など主要閣僚を歴任。
1956年~1964年、東洋女子短期大学学長に就任。

■ 一般財団法人 愛知揆一福祉振興会のあゆみ

1980年7月8日
〜1993年まで

第1回ボランティア文庫事業開始。
 県内23町村小中学校を対象に毎年総額300万円を寄贈。

1998年2月25日

宮城県社協が運営するデイサービスセンター5箇所に書棚2基、図書&ビデオを贈呈

1999年度3月2日

宮城県内においてNPOとNPOの狭間で、日頃努力されているボランティアの団体、グループを広く募り、ボランティアパワーアップ研修コンペ・企画能力開発講座を受講後、審査会を経て助成金を贈呈することに改編し、8団体へ贈呈した。以降、毎年4~10団体が審査で選び、4万円から20万円を贈呈した。

1999年度 MIYAGIこどもネットワーク 他7団体 10万円
2000年度 フリースクール森遊 他4団体 20万円
2001年度 心の図書室 他4団体 20万円
2002年度 まちづくりNPO・げんき松島研究所 他7団体 10万円
2003年度 ボランティアネットワーク亘理 他5団体 15万円
2004年度 松稜小学校子ども会育成会 他4団体 20万円
2005年度 せんだい杜の子ども劇場 他7団体 10万円
2006年度 地域生活オレンジねっと 他3団体 10万円
2007年度

「みやぎ社会貢献大賞」創設

宮城県内において、社会福祉・公共の利益・環境・教育・文化・国際理解などの市民活動に日々積極的に活動する団体を応募対象とし、書類審査、公開プレゼンテーションを経て選ばれた1団体に賞金100万円を贈呈することに改編。第1回の「みやぎ社会貢献大賞」は、NPO法人せんだい杜の子ども劇場に贈呈。(以後の贈呈団体は、財団の実績を参照。なお、2011年度、2020年度においては、災害緊急支援のため、実施せず)

2011年度

特別緊急大災害支援事業:NPO法人創る村『老菜子の家』

2015年度

「みやぎ小さな活動大賞」創設

活動内容が小さく限定的でも、地道にきめ細かく地域社会に貢献している団体に対し、選考された1団体に賞金20万円を贈呈する。第1回「みやぎ小さな活動大賞」は、みやぎ民話の会に贈呈。(以後の贈呈団体は、財団の実績を参照。なお、2011年度、2020年度においては、災害緊急支援のため、実施せず)

2020年度

令和1年台風19号に係る災害義援金:一般社団法人めるくまーる、丸森たんぽぽこども園

2023年度

「みやぎ社会貢献助成」・「みやぎ小さな活動助成」に改編し、それぞれ300万円、30万円を上限に各5団体程度を募集。審査の結果、13団体に助成することを決定した。

2024年3月8日 仙台市青葉区のリア・フィーユで贈呈式が行われた。