2011年度
特別緊急大災害支援事業
2011年3月11日に発生した東日本大震災は、宮城県内に甚大な被害をもたらしました。財団においても通常の募集体制が取れず、被害が大きかった地域を選定し、特別緊急大災害支援事業として、次の団体に寄付を行いました。
NPO法人創る村『老莱子の家』
2011年3 月に新たな宅老所兼デイサービス施設「老莱子の家」を建設し ましたが、開所日を目前にして地震と津波による甚大な被害を受けました。2階は無事だっため避難所的役割を担いました。
2020年度
令和1年台風19号に係る災害義援金
2019年10月の台風19号は、地域によって大きな水害となり、その施設等に甚大な被害がありました。そこで、当財団では通常の募集を行わず、災害義援金として被害が大きかった次の団体・施設に寄付を行いました。
一般社団法人めるくまーる
吉田川の堤防が決壊し、大きな被害が出た大郷町。廃校を利用して活動している「めるくまーる」は、6歳~18歳の就学児童・生徒(小学生・中学生・高校生)が、学校の授業終了後や長期休暇中などに療育目的で通う放課後デイサービスを行っています。校舎は、1,5メートルも水没し、備品や車両など多くのものが使用できなくなったため、100万円を寄付しました。
丸森町社会福祉協議会 たんぽぽこども園
台風19号で浸水被害を受けた認定こども園「丸森たんぽぽこども園」は丸森町社会福祉協議会が運営しています。木造平屋で約1600㎡の園舎は、床上25㎝まで浸水しました。当財団では、丸森町社会福祉協議会を通して50万円の寄付をしました。